ゼロの者
女の子の汁
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全体的には進歩。でも傑出した作品はない。 |
★3の下。
著者の3作目。いろんな面でワンランクアップした。絵も魅力が出てきたし。それでもまだまだ単なるシチュエロの域を出ない作品もチラホラ。構成や展開もまだまだだ。
1作目の『鬼畜狂時代』・2作目の『指のない価値』ように傑出した作品が今回はなかったのが残念だけど。
それでも、
屋上の発情少女『ぼでぃていすと』。
監禁されて薬漬けにされた少女の悪夢『窓の中の世界』。
情欲の果てに魔物に姿を変えて娘と交ぐわる父『肉塊』。
の、三本は秀作扱いしてよいだろう。
全体的にみれば絵が上手くなり構成も少し安定してきたが、逆に、稚拙ながらも光っていたセツナサの中にある一輪の希望みたいなテイストが薄れてて、良く言えば安定、悪く言えばシチュに縛られてるだけの個性に欠けた作品集となっている。
心に残る作品がないというのはやっぱり痛いな。

