![]() |
飽くまでライトな作品 |
正直言って、物語の内容は濃くない。寧ろ薄い。鋼の錬金術師という作品の小説版として銘打つのであれば、かなり難ありだと思う。
これまで普通の小説も読み、色々な作品のノベライズも読んできたが、原作付きの小説につきものの『違和感』はどうにも拭いきれない。しかしそんな事は深く考えなければ、これはこれで楽しめると思う。文章も非常に軽いので、普段小説を倦厭する人でもさらりと読めるのではないだろうか。
特に今作は珍しくアルに焦点が当たっているので、その辺りは面白いかも知れない。対してエドに至ってはいつになく淡々としていて、エドらしくないという感想も持ってしまうかも知れないが、実は密かにエドの『ご満悦』シーンがあったりもする。
その事で兄弟二人の絆の深さを改めて確認できたり、彼らの原動力となって具現化されてもいる。決してアルにばかり焦点が当たっているわけではない。エドもエドらしく行動を起こしている。前作のような『特大』大暴れはしていないが、かなりの無茶はしている。
それでも「いまいち」な感があるのは、作品としての質がライトすぎるからではないだろうか。もう少し深い部分まで突っ込み、掘り下げてもらいたかった。特にオリジナルキャラの某二人と、白い花などは。使い方は好きだったので、残念至極。
今作品は小説読みには適していないが、日頃小説を読まない人には読みやすい作品だろう。適度に面白く、適度に軽く、適度にニヤリ。
前作で感じたエドの台詞回しの違和感も、今作では感じられなかったのでそこは安心して読む事ができた。
ハガレンファンなら手元に置いても損はないかと思う。
ただし、この内容でこの値段は見合わないかも。
![]() |
まあまあおもしろい? |
1度読んでみてください。
人それぞれですね。興味のある方は、買ってみてください。
![]() |
一巻目と・・・ |
ハガレンの小説第三巻ということで楽しみにしてたのですが、
どうもこれって小説一巻と話の構成がほとんど同じじゃないですか!
登場人物の名前やキャラが入れ替わっているぐらいのもので、
8割がた一巻と同じストーリーです。
まぁ、確かに原作にもこんなストーリーがありましたけど、
それを3回も(原作含めて)やることはないでしょう。
もう少し話を考えてください。
![]() |
ハガレンでなければ買ってない。 |
原作は好きなので買ってみたものの、感想はタイトル通り。
1.2巻も買ってはいるけど、正直に言って、アマチュアレベル。
3巻で多少上手くなったかな?と思えるが、それでも次にまた買いたいとは思わない。
原作のキャラより、自作オリジナルキャラに対する愛着が深い感じを受け、原作ファンとしては素直に楽しめない。
文章が説明的すぎて、小説を読みなれている者は鬱陶しく感じるが、
小学生程度ならこのくらいでいいのかも。
![]() |
ありがちな勧善懲悪で残念 |
今回はありがちで特に起伏のないストーリーでした。文章は、下手ではありませんが流麗でもなく、
特別魅力的な文体ではありませんでした。コミックのノベライズの文とは、どれもこの程度なのだろうかと思いました。
悪者は強欲で利己的な大人、守られるのは主に無力な子供と言うのも、1巻から通してパターン化されているので飽きて来ました。勧善懲悪で割り切れない原作の雰囲気と相容れない気がします。
1巻「砂礫の大地」は偽兄弟が出て来たりと工夫を凝らしていましたが、巻が進むにつれ、
もしこれを漫画化、または映像化しても平坦で面白くないだろう、と言うレベルになっています。
話の内容のみで言えば、鋼―のキャラが出ていなければ、特に読みたいと思わせる世界観ではありませんでした。



